11月3日のアメリカ大統領選挙に出馬しているバイデン氏。
バイデン氏は選挙戦でボケている発言が増えていて、アルツハイマー(認知症)ではないかと話題になっているようです。
この記事では、バイデン氏のアルツハイマー疑惑について調べた情報をまとめました。
バイデン氏が認知症という話はあくまで憶測です。
不確かな噂を広げないよう気をつけましょう。
バイデン氏にアルツハイマー疑惑があった?
バイデン氏は失言が多い政治家ですが、選挙中の演説などで、
- 物忘れ
- 言い間違い
- 事実と異なる発言
などが増えたことから、初期のアルツハイマー疑惑が浮上しています。
バイデン氏の認知症が話題になり始めた時期
バイデン氏の認知症が話題になり始めたのは、2020年の3月頃からです。
- 「スーパー・チューズデー」を「スーパー・サースデー」と言い間違える
- 演説内でアメリカの有名な独立宣言を引用しようとして忘れてしまう
など、言い間違いや物忘れが目立ってきて、認知症の疑惑が持ち上がります。
世論調査でバイデン氏が認知症だと思う人が急増
2020年6月29日に、バイデン氏の認知症に関する世論調査の結果が報道されました。
アメリカ最大手の世論調査機関であるラスムセン社が6月25日~28日に全米の有権者約1000人を対象に調査。
『バイデン氏は認知症を患っていると思うか』という質問に対して
- 認知症だと思う:38%
- 認知症ではないと思う:48%
- わからない:14%
という結果が得られています。
ラスムセン社の発表によると、最重要な第二の質問に対して、「バイデン氏がなんらかの認知症を病んでいると思う」と答えた人が全体の38%だった。「そうは思わない」が48%、「わからない」が14%となった。
政党別で見ると、バイデン氏が所属する民主党支持者の20%が「認知症だと思う」と答えていました。
同調査ではさらに政党支持別に分けると、バイデン氏が認知症だと思うと答えた人は民主党支持層では全体の20%、共和党支持層は66%、無党派層は30%という結果が出た。
アメリカの有権者の4割近くの人が、バイデン氏を認知症だと思っているのは衝撃的です。
その中でも、民主党支持者の20%がアルツハイマー疑惑を抱いているのは、深刻な事態ですね。
認知症検査について記者に質問されて激怒
2020年の7月、トランプ大統領が認知症の診断テストが満点だったとFOXニュースのインタビューでアピール。
バイデン氏にも認知症テストを受けるよう求めました。
その翌月、トランプ大統領の言葉を受けて、アメリカCBSの記者がオンラインのインタビューでバイデン氏に認知症の診断テストを受けたか質問します。
すると、バイデン氏は「なぜテストを受けなければならないんだ」と怒り、記者に対して以下のように罵りました。
「あなたがこのプログラムに参加する前に、コカインを服用しているかどうか聞かれるようなものだ。どう思うのだ。あなたは麻薬中毒者なのか」
引用:ViewPoint
バイデン氏に認知症の検査をしたかと尋ねるのは、記者がこのインタビューを受ける前に薬物検査をしたか?と質問されるようなものだと言うのです。
今までバイデン氏のアルツハイマー疑惑は、反民主党のメディアが中心となって報道していましたが、アメリカの3大テレビ局であるCBSが取り上げたことで世間の注目を集めます。
CBS記者の認知症テストに関する質問をバイデン氏がはぐらかしたことで、アルツハイマー疑惑がますます深まりました。
バイデン氏が脳神経の手術を受けたと報道される
2020年8月には、FOXニュースで「バイデン氏は脳神経の手術を3回受けたことがある」と報道されました。
同局でも最も人気の高いアンカーマンで、反民主党、反バイデンの急先鋒であるショーン・ハニティ氏の情報として、バイデン氏が脳神経の手術を3回受けたことがあると報じたのである。事実であれば、これまで疑惑視されていたバイデン氏の病気説が思いがけず確認された形になる。
引用:NEWSポストセブン
反民主党・反バイデンの司会者ショーン・ハニティ氏による情報で、バイデン氏が大統領に就任しても長くは続かないだろうと言われています。
手術の詳細については伝わっていませんが、脳神経に関連する病気がきっかけで認知症が進行しているのでしょうか。
バイデン氏にとってマイナス要因になるこの報道が、選挙戦にどう影響するのか気になりますね。
このような一連の流れにより、バイデン氏のアルツハイマー疑惑は有権者の間でも不安が広がっています。
バイデン氏は認知症?ボケてる発言がヤバイ!
バイデン氏のどのような発言が認知症だと思われているのか、ボケている発言をまとめてみました。
事実と異なるアフガニスタン戦争体験談
バイデン氏が語った「アフガニスタン戦争体験談」は、事実と異なる内容だと指摘されています。
認知症が話題になり始める前の2019年8月。ニューハンプシャー州の予備選で、バイデン氏は以下のような話をしました。
「私は副大統領としてアフガニスタンを訪れ、米軍将兵の激励に赴いた。コナー地域では、20メートルほどの深さの谷間に取り残され敵の猛攻撃を受けている兵隊がいた。米海軍大佐がロープを伝って、その部下を助け出す場面を私は目撃した。その後、私は副大統領としてその海軍大佐に銀星勲章を授与することになった。だが大佐は、助けた部下が結局死んでしまったことを理由に勲章を辞退しようとした」
引用:ライブドアニュース
バイデン氏がアフガニスタンを訪問したのは、副大統領ではなく上院議員をしていた頃の話です。
海軍大佐が部下を救出したとありますが、陸軍士官の間違いです。
その陸軍士官は銀星勲章をバイデン氏から受け取っていないそうで、バイデン氏が救出現場を目撃した事実もないとのこと。
以上の間違いをまとめると、このようになりますね。
- 副大統領→上院議員
- 海軍大佐→陸軍士官
- 銀星勲章を授与した→バイデン氏から受け取っていない
- 救出現場を目撃→目撃した事実はない
バイデン氏は、2011年にアフガニスタンへ軍務した20歳の陸軍軍曹に、ブロンズスターの勲章を授けたことがありました。
このアフガニスタン戦争体験談は、複数の出来事がごちゃまぜになって語られていると言われています。
アルツハイマー疑惑が話題になる前から、すでに記憶違いの発言が始まっていたんですね。
オバマ大統領の名前を忘れる
バイデン氏が副大統領を務めていた時に大統領をしていた「オバマ大統領」の名前を忘れてしまう出来事もありました。
副大統領時代の思い出を語っている時にオバマ大統領の名前が出てこず「私のボスだった大統領」と言ってごまかしていました。
副大統領時代の経験を話したときは、大統領だったオバマの名を思い出せず、「私のボスだった大統領」と言いつくろったこともある。
自分が副大統領を務めていたころの大統領の名前を忘れてしまうのは驚きですね。
インタビュー相手の名前を忘れる
FOXニュースでインタビューを受けていた時、最後の挨拶で相手の名前を間違える事態が起きました。
バイデン氏にインタビューをしていたマイク・ウォレス氏に対して「チャック、ありがとう」と言ったのです。
最近の例でも、1日に行ったフォックスニュースのマイク・ウォレス氏とのインタビューの終わりに「チャック、ありがとう」と言ってウォレス氏を面食らわせた。
引用:FNNプライムオンライン
チャックとは、FOXニュースのライバル局MSNBCでキャスターを務める「チャック・トッド氏」のこと。
会話を終えたばかりの相手の名前をライバル局のキャスターと間違えるのは失礼ですね。
FOXは民主党に批判的なので、もしかしたらバイデン氏なりの皮肉だった可能性もありますが、視聴者から見たら大丈夫?と不安になると思います。
滞在中の地名を間違える
バイデン氏は自分がいる場所の名前もよく言い間違えています。
予備選でバージニア州に滞在していた時に、間違えて「ここノースカロライナ州では」と発言。
ニューハンプシャー州で選挙活動をしている際には「バーモント州を好きにならない理由はない」と間違えて違う地名を言ってしまいました。
好きにならない理由はないって、肝心の地名を間違えていたら説得力がないですよね。
また、オハイオ州とアイオワ州を言い間違えるなど、バイデン氏は州の名前をよく言い間違えています。
自分がどこにいるかもわかっていません。バージニア州にいたときも、「ここノースカロライナ州では」と言っていた。オハイオ州とアイオワ州を間違えたこともあった。
コロナウイルスの死者数を間違える
バイデン氏は2020年6月にコロナウイルスの死者数を1億2000万人以上と発言していました。
「新型コロナウイルスにより、米国では1億2000万人以上が死亡した」
引用:ViewPoint
当時の死者数は12万人だったので1000倍も増えていますね。
数字の桁を勘違いしたのかも知れませんが、政治家の発言としては問題があると思われても仕方がありません。
バイデン氏のアルツハイマー疑惑まとめ
バイデン氏のアルツハイマー疑惑は、普段の失言に加えて、言い間違えや物忘れ、事実と異なる発言が目立ってきたことから始まりました。
記者から認知症の診断テストを受けたかと聞かれても答えないので、バイデン氏は認知症なのではないかと不安視されています。
しかし、バイデン氏自身は認知症の検査を受けていないので疑惑の真偽は不明です。
有権者の疑いを晴らすには、本人が認知症の検査を受けて結果を公表するのが最善ではないでしょうか。
最後までお読みいただいてありがとうございます。