史上最年少の14歳2ヵ月で、プロ棋士となった藤井聡太さん。
数々の記録を塗り替えている藤井聡太さんは、子どもの頃から天才過ぎると評判だったんだとか。
今回は、藤井聡太さんの、伝説の天才エピソードを紹介します。
藤井聡太が天才すぎる!伝説の天才エピソードまとめ
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おっとりとした表情から厳しい一手を打つ藤井聡太さん。
最年少記録を次々と樹立している藤井聡太さんは、子どもの頃から天才だと評判だったようです。
藤井聡太さんの天才エピソードを紹介します。
天才エピソード①中学生でプロ棋士に!
藤井聡太さんは、2016年に14歳2ヵ月でプロ棋士(四段)になっています。
それまでは、加藤一二三さんの14歳7ヵ月が最年少記録でしたが、実に62年ぶりに最年少記録を更新しています。
これまで中学生でプロになった棋士は、
- 加藤一二三 九段
- 羽生善治 二冠
- 谷川浩司 九段
- 渡辺明 竜王
と4人しかおらず、皆九段や竜王などのトップ棋士ばかりなので、その凄さが分かりますね。
藤井聡太さんは5歳で将棋を始めましたが、メキメキと上達し、
- 小学1年生の終わり:アマ初段
- 小学3年生:「全国小学生倉敷王将戦」低学年の部・「JT将棋日本シリーズ東海大会」低学年の部 優勝
- 小学4年生:“奨励会(将棋のプロ養成所)”に入会
- 中学2年生:プロ入り(四段昇進)
という異例の強さと早さでプロ入りを果たしました。
天才エピソード②昇段スピードが早すぎる!
奨励会への入会から四段昇進まで、4年しかかからなかった藤井聡太さん。
プロデビュー後も昇段のスピードが早すぎて、将棋世界の編集作業が間に合わない事態になっていました。
藤井聡太六段の昇段スピードに、編集作業が追いついていかない。いくらなんでも「五段に昇段なるか注目された藤井六段」はまずかろう。 pic.twitter.com/by6tjD3R1U
— 将棋世界 (@shogi_sekai) February 19, 2018
四コマ漫画の「と金の将ちゃん」に出てきた藤井聡太さんの段位も、古いまま出版されていました^^;
また、五段昇進の祝賀会開催時には、既に七段に昇段していたという伝説も。
何と藤井聡太さんは、3ヵ月余りで三段も昇段してしまったんです!
そのため、本来なら五段・六段・七段と、3回の祝賀会を開いてもらえるはずだったのに、1回にまとめられてしまいました^^;
天才エピソード③詰将棋解答選手権で全問正解!
【画像】藤井聡太四段(14)が1分で解いた詰め将棋www https://t.co/KzERqqRMCt pic.twitter.com/4eDSAnoPnL
— らいほ (@raiho_sp43) July 13, 2018
小学1年生の時に参加した「詰将棋回答選手権」では、90分の制限時間のうち、半分以上を残して全問正解という偉業を達成しています。
プロ棋士でも全問解けないくらいの難問を、短時間でクリアしてしまったなんて、正に天才ですね!
その後藤井聡太さんは、「詰将棋回答選手権」で小学6年から高校1年まで5連覇を達成しています。
満点や連覇など、快挙だらけですね!
2019年12月、名古屋市内でおこなわれた将棋イベントでは、藤井聡太さんがまたしても伝説を樹立しています。
当時四段の藤井聡太さんに出題されたのは「舞玉」の第8番で、41手の詰将棋です。
もちろん、藤井聡太さんは初見です。
10分で解けると「アマ三段レベル」というこの詰将棋を、藤井聡太さんはわずか二十数秒で解いてしまいました。
「将棋の息抜きは詰将棋」という程の詰将棋好きな藤井聡太さんなので、これくらいは朝飯前のようですね^^;
天才エピソード④授業が簡単すぎてつまらない
ずば抜けた集中力と理解力を持っている藤井聡太さん。
小学生の時には、将棋の事を考えすぎてドブに何度も落ちていたそうです・・・
分厚い本も、面白ければすぐに読み終えてしまい、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(全8巻)も、小学校6年生で全巻読破しています。
そんな藤井聡太さんには、学校の授業が簡単すぎたようで、このような発言をしていました。
「“どうして5分で分かることを45分もかけて教えるんだろう。授業がつまらない”と言って驚かされたこともありました」
引用:デイリー新潮
また、授業内容が理解できているのに、宿題をやる意味が分からないと考えていた藤井聡太さん。
宿題を提出しなかったため職員室に呼び出された際には、先生と30分にわたり宿題の意義を議論しています。
(母の)裕子さんは「聡太の持論は『宿題はおかしい』なんです」と明かす。「授業を聞かず、答えを写して宿題を提出する人が認められている。授業をちゃんと聞いているから宿題をやらないのと、どっちがいいんや」。
引用元:mainichi.jp
そんな勉強が得意な藤井聡太さんですが、嫌いな科目は美術と音楽なんだそう。
絵や音楽には、将棋のような”最善手”というものがないので、何をどうしていいのか分からないため苦手に感じているそうです。
天才エピソード⑤小学生時代の関心事がすごい!
藤井聡太さんは普段ドラマやバラエティー番組などは見ないようで、ニュースやNHK杯を見ているんだとか。
そのため、小学生の時は
- 原発
- 尖閣諸島
- 南海トラフ地震
といった、社会情勢について関心を持っていました。
大人でも敬遠する人が多い問題に、小学生の頃から関心があった藤井聡太さん。
クラスメイトとは、どのような話をしていたのでしょうね^^;
今日の新聞に載ってた藤井聡太が小4の頃書いた自己紹介。「関心があること、、電王戦の結果、尖閣しょ島の問題、南海トラフ地しん、名人戦の結果、げん発について」百田も読んでるけどがん治療法の本も読んでたと。沢木耕太郎の深夜特急を読む小4。すごい(^^) pic.twitter.com/12lhRyNz4T
— reiricketts (@reiricketts) January 14, 2018
天才エピソード⑥記憶力が抜群!
藤井聡太さんは、5歳の時に祖父母から将棋を教わって始めています。
しかし、すぐに祖父母の歯が立たなくなったため、瀬戸内市内の将棋教室に入会しています。
将棋教室の入会時、師範から500ページもある本を受け取った藤井聡太さん。
当時まだ読み書きが出来なかった藤井聡太さんですが、記号などから理解して記憶していたんだそう。
数字の暗記が好きな藤井聡太さんは、愛知県の自宅から将棋会館のある大阪までの、電車の時刻表(往復)を完全に覚えていたというエピソードも。
藤井聡太さんの記憶力は、かなりずば抜けている事が分かりますね!
天才エピソード⑦ネットの匿名対戦でリアル「ヒカルの碁」
藤井聡太さんはアマチュア時代、インターネット上で匿名対戦をしていました。
小学2年生からの7年間で、1500局を超える対局を行っていた藤井聡太さん。
匿名だったにもかかわらず、あまりの強さから有名になり、プロが寄ってたかって対局していたという伝説を持っています。
ネット将棋で対局したプロの中には、藤井聡太さんの連勝記録をストップさせた佐々木勇気さんもいたんだそう。
まさに、リアル「ヒカルの碁」のようですよね!
藤井聡太さんの天才エピソードまとめ
幼少期から、数々の天才エピソードを持っている藤井聡太さん。
現在色々なタイトル戦で、次々と最年少記録を打ち立てているのにも納得ですね^^
藤井聡太さんのこれからの益々の活躍が楽しみです!