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石破茂が総理になったらどうなる?中国寄りのヤバイ問題発言とは?

安倍晋三首相が8月28日、持病悪化を理由に辞任を表明しました。

これに伴い、安倍首相の後継を決める自民党総裁選挙に

  • 岸田文雄政調会長
  • 石破茂元幹事長
  • 菅義偉(よしひで)官房長官

の3人が出馬を表明しました。

今回はその中でも石破茂氏に注目し、

「石破茂が総理になったらどうなる?中国寄りのヤバイ問題発言とは?」

というテーマで、石破茂氏の略歴や総理になったらどうなるのかについて見ていきたいと思います。

石破茂が総理大臣に立候補!

引用:Yahooニュース

さて、先程も触れましたが、安倍首相の後継を決める自民党総裁選挙に石破茂元幹事長が立候補を表明しました。

石破茂氏のプロフィールは?

ここであらためて石破茂氏のプロフィールを確認しておきましょう。

プロフィール

名前:石破茂(いしばしげる)

生年月日:1957年2月4日(63歳)

出身地:鳥取県八頭(やず)郡八頭町郡家(こおげ)

出身校:慶應義塾大学法学部法律学科卒業

当選歴:1986年7月、衆議院議員初当選(以来11期連続当選)

趣味、趣向:アイドル通、軍事愛好家、鉄道愛好家など

当選歴に関して、石破氏は1986年7月に衆議院議員に初当選した際、なんと若干28歳だったというので驚きです。

当時の全国最年少国会議員だったわけですね!

また趣味、趣向としては、石破氏は軍事愛好家としても有名で「軍事オタク」や「防衛オタク」なんて呼ばれることもしばしば。

引用:Esquire

衆議院議員会館の石破茂氏の部屋にはミリタリー系のプラモデルが数多く飾ってあります。

こちらの動画内でも石破氏の後ろにプラモデルが飾られているのがわかりますね!

また以下の動画内では、「プラモデルを作ることは今の職業、公務に役に立っているか?」

との質問に対し、以下のように答えています。

ものすごく役に立ってますよ。

例えば日本の戦車にしても、護衛艦にしても戦闘機にしても、こういう性能をもってるというのがほとんど暗記できる。

それは、外国のものも一緒。

相手に何ができて何ができないのかをきちんと知らないと、間違って戦争になってしまうこともある。

引用:Youtube

ここまで戦闘機が大好きで防衛に関心のある石破氏ですから、防衛長官や防衛大臣に任命されたことがあるのも納得ですね。

自民党議員として数々の要職を歴任!

さらに石破氏はこれまで自民党内や内閣では数々の要職を歴任しています。
主な役職を挙げてみましょう。

  • 防衛庁長官(第68代、第69代)
  • 防衛大臣(第4代)
  • 農林水産大臣(第49代)
  • 自由民主党政務調査会長(第52代)
  • 自由民主党幹事長(第46代)
  • 内閣府特命担当大臣(国家戦略特別区域)
  • 内閣府特命担当大臣(地方創生)

大きなスキャンダル、失脚なども無く堅実に数々の要職をこなしてきたことがわかります。

国民からの指示が高いのもうなずけますね!




石破茂が総理になったらどうなる?中国寄りの発言がヤバイ?

引用:毎日新聞

ここまでは石破茂氏のプロフィールや経歴について見てきました。

数々の要職を歴任してきたこともあり、国民の支持も高く総理になる可能性は十分あるといえるでしょう。

では、実際に石破茂氏が総理になったらどうなるのでしょう?

最近、特に注目されているのが石破氏の中国寄りの発言です。

中国寄り発言①「礼儀は礼儀としてきちんと尽くさないといけない」

石破氏は、7月9日の石破派の会合で、党外交部会などが中国の習近平国家主席の国賓来日の中止を政府に求めたことに苦言を呈しています

総理が国賓としての来日を要請した、お招きしたということは事実としてあるわけで、それをやめてくれということはこれから先どういうことになるのかということもよく考えねばならんことです(中略)礼儀は礼儀としてきちんと尽くさないといけない。その上で言うべきことは言うことが必要だ

引用:Youtube

石破氏の「習近平の国賓としての来日を中止すべきでない」という趣旨の発言が中国寄りだとして非難されているわけですね。

中国寄り発言②「自衛隊にすべてみてもらうように命を下しました」

石破氏の、中国寄りだと考えられる姿勢は他にもありました。

石破氏は防衛庁長官だった頃、日本を訪れた中国人民解放軍の青年将校に対し、自衛隊内をすべて公開したことがあると話しています。

私は(防衛庁)長官のときに、人民解放軍の陸海空の青年将校が参りました。私は自衛隊に対し、機密以外はすべてみてもらうように命を下しました。それを見た上で、日本が中国が侵略しようとしているか判断してくれと申し上げました。そういうような相互理解、認識の共有、国益を踏まえた上でのそういう信頼関係の構築は、日中間に限らず必要なことだと承知をしております

引用:Youtube

日中間の信頼感構築のため、軍事内容を公表したという石破茂氏。

しかし、この対応には批判的な意見が多いようです。

当時の中国は国防予算が極めて不透明であったが、明らかに軍事費が増大していることが問題視されていた。

石破氏は人民解放軍に自衛隊内部を見せた理由について「日本が中国が侵略しようとしているか判断してくれと申し上げました」と呑気なことを言っているが、中国が日本を侵略してくるとは思わなかったのだろうか

近年、尖閣周辺へ侵犯を繰り返す現状を見るに、石破氏の認識の甘さは、この日本を中国の脅威に晒したと言っても過言ではない。

引用: https://ksl-live.com/blog34643




石破茂は親中派ではない?

石破茂 総理になったらどうなる 中国寄り

前述した中国寄りな言動がある一方で、石破氏は必ずしも親中派とはいえない発言も過去にしています。

中国が香港に対する支配を強めるため、「香港国家安全維持法」を施行したことに対して、以下のように述べています。

中国は物事の考え方の基本が大きく違っている。(中略)中国も豊かになれば民主的な国になるのではないかといわれていたが全然そうではなかった。香港への対応をみてもそうだ。

引用:日本経済新聞

さらに、南シナ海などでの中国の動きについては、

きちんと認めないと言う力を持たねばならない。(中略)領土や人権を守る覚悟と矜持(きょうじ)が必要だ。

引用:日本経済新聞

などと述べ、日米で連携して対応する必要性について述べています。

石破氏の以上の発言を踏まえると、習近平の国賓としての来日は受け入れつつも、中国に対して言うべきことは言う、という慎重なスタンスであると言えそうです。

したがって石破氏が総理になれば、日中関係に関して言えば、これまで通り安倍政権の路線を引き継ぎ、習主席の国賓としての受け入れを推進していくでしょう。




石破茂が総理になったらまとめ

さて今回は「石破茂が総理になったらどうなる?中国寄りのヤバイ問題発言とは?」と題して石破氏の経歴から中国寄りの発言などについてご紹介しました。

とりわけ、石破氏が7月9日に述べた「習近平の国賓としての来日を中止すべきでない」という発言が中国寄りだとして国民からは多くの批判が寄せられました。

一方で単に中国に歩み寄るだけでなく、領土問題など「言うべきことは言う」というスタンスも見せていることがわかりました。

まもなく行われる自民党総裁選で、誰が選ばれるのか?ぜひ注目したいですね!