総務省を語り、「二回目特別定額課金の特記サイトを開設しました」というメールが多数発信されています。
偽特設サイトと総務省のサイトの違いや、申し込んでしまった時の対処法について調べてみました。
「特別定額給付金」2回目支給メールは詐欺!
総務省を語り、「二回目特別定額課金の特記サイトを開設しました」というメールが多数発信されています。
【こんなメールが来たら絶対無視!!】
・「二回目特別定額給付金の
特設サイトを開設しました」・総務省
“個人情報を不正に盗もうとする
悪質な詐欺の可能性が高い”https://t.co/yJYDZ49JTV— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 15, 2020
偽メールでは、個人情報などを入力させる「フィッシング」と呼ばれる詐欺とみられています。
前回10万円の給付金の際に総務省から発信された特設サイトと、今回の5万円の偽サイトはどのような違いがあるのでしょうか。
「特別定額給付金」2回目特設サイトの内容は?
総務省が1回目の給付金サイトとして発信したのがこちらです。
オンラインで申請するというページで、注意事項とQRコードが掲載されています。
一方、詐欺メールのページがこちらです。
フォントや背景・色などが一致しており、騙されてしまいそうですよね。
ページ下には総務省のロゴマークも載っています。
違い①ドメイン(URL)が違う
総務省から届いていたURLは
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/online.html
です。
詐欺メールを見てみると、メールアドレスは
- info@soumu.go.jp
から届いていました。
申し込みフォームに移動すると、URLは
https://kyufukin-soumu-go-jp.xyz/
で、詐欺メールでは「XYZ」というドメインを使用しています。
online.html
でない場合は詐欺メールと判断しましょう。
違い②集めている情報が違う
総務省の1回目の給付金サイトの手順は以下の通りです。
- 住んでいる市区町村を選択
- 特別定額給付金の申請を選択
- 名前・生年月日・性別・郵便番号を入力
- 振込先口座の確認書類をアップロードする
一方の詐欺メールは、「オンライン申請」を押して進むと、
- 氏名
- 生年月日
- 郵便番号
- 運転免許証・保険番号・パスポート番号
- 電話番号
を入力する画面になります。
更に「つぎへすすむ」を選択すると、
- 運転免許証・保険番号・パスポート・入金カードの確認書類
- 通帳・キャッシュカード
- インターネットバンキングの画面の写し
などをアップロードするよう要求されます。
総務省が給付金支給でメールからURLをクリックして申請手続きを求めることはありませんので、注意してください!
「特別定額給付金」2回目の詐欺メールに入力してしまったら?
万が一偽サイトに個人情報を入力してしまった場合は、お住まいの自治体の警察に相談しましょう。
クレジットカードの不正利用などの可能性もありますので、明細なども確認するようにしてくださいね。