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坂本冬美「ブッダ」の評判は怖い?「みたらし団子」の歌詞の意味とは?

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2020年の「紅白歌合戦」に出場する坂本さん。

歌唱した「ブッダのように私は死んだ」の歌詞の意味が話題になっています。

「ブッダのように私は死んだ」の評判や、「みたらし団子」の意味について調べてみました。

坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」を紅白で披露!

2020年の紅白歌合戦で、坂本冬美さんは「ブッダのように私は死んだ」を披露。

2020年11月11日にリリースされた「ブッダのように私は死んだ」は、坂本冬美さんの50作品目となります。

「ブッダのように私は死んだ」は、2018年の紅白歌合戦で共演した事をキッカケに、坂本冬美さんが桑田佳祐さんに楽曲提供を依頼して、実現した作品です。

「リハーサルでお見かけして、あ、桑田さんだ!思わず駆け寄ってしまって、ファンなんです、握手してください」。思い切り中学生の頃の少女に戻ってしまって(笑)。それからですね」

引用:J-CASTニュース

2019年初春、楽曲制作の依頼をしたためた坂本さんからの手紙を受け取った桑田佳祐さん。

当時、サスペンスドラマやミステリー映画の鑑賞にハマっていたという桑田佳祐さんは、坂本冬美さんからの手紙の内容と観ていた映像の世界がシンクロし、楽曲のインスピレーションが湧いていったんだとか。

特に桑田佳祐さんが影響されたのは、アメリカのサスペンスドラマ『ベイツ・モーテル』(映画『サイコ』シリーズの主人公ノーマン・ベイツの少年時代を描いた前日譚)だそうです。

ベイツ・モーテル

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桑田佳祐さんが、坂本冬美さんを主人公に見立てて描いた「ブッダのように私は死んだ」。

タイトルを見て、え、どういう歌なんだろうか。頭の中がぐるんぐるんしている時に、『歌謡サスペンス劇場の主人公を演じてください』って。

引用:J-CASTニュース

悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく“歌謡サスペンス劇場”ともいうべき作品になっています。

そんな「ブッダのように私は死んだ」のMVは2020年11月6日に公開され、1ヵ月半後の12月24日には100万回再生を突破。

演歌歌手のMVが公開からわずか1ヵ月半で100万回再生を突破するのは、異例中の異例と話題になりました。




【みたらし団子】の歌詞の意味とは?

坂本冬美

「ブッダのように私は死んだ」の歌詞を見てみましょう。

ブッダのように私は死んだ歌詞画像引用:Twitter

全体的に、悪い男に騙され殺されてしまった大人の女性目線でのストーリーとなっていますね。

この曲の中で一番耳に残るのが、曲終盤に突如登場する「みたらし団子」ではないでしょうか。

坂本冬美

曲の終盤で唐突に出て来た「みたらし団子」が、強烈なインパクトを残しています。

この「みたらし団子」が持つ意味とは何なのでしょうか?

意味①大人の女性から女の子に戻った様子?

穴に埋められ、死者になった状態からスタートする「ブッダのように私は死んだ」。

女性は、これまでの事を走馬灯のように回想しています。

終始不埒な大人の女性として書かれている歌詞ですが、最後の

ごめんね お母さん みたらし団子が食べたい

の部分だけ、最後にお母さんに甘えている子供の様な印象を受けますね。

悪い男に翻弄され女の情念・怨念をいだいても、母の前ではただの子供なんですよね。

いよいよ”この世から出ていく”時の辞世の句が「みたらし団子が食べたい」と、強烈なインパクトを与えています。

大人の女性から一瞬だけ女の子に戻った様子を「みたらし団子」で演出しているのがスゴイです。

意味②死の間際の人間的な切なさを演出?

死ぬ前に言い残したのが「みたらし団子が食べたい」って、結構どうでもいい事のように感じます。

しかしそれが逆に、生への未練を感じさせており、とても人間的な切なさを帯びているようですよね。

きっとこの曲は、みたらし団子でなくても「あんころ餅」「バナナケーキ」など、他の食べ物でも歌詞としては成立したと思います。

「みたらし団子」が持つパワーが、この曲には一番マッチしていたのではないでしょうか。

意味③「みたらし団子」の起源が関係?

「みたらし」は「御手洗」と書き、神社詣でのさいの浄めの泉水のことを現わしています。

「みたらし団子」の起源は、京都・下鴨神社に後醍醐天皇が訪れた際、御手洗池(みたらしいけ)の水を手ですくったところ、浮んできた泡を見立てて団子にしたと言われています。

鎌倉時代は串に5つの団子が付いており、一番上が頭、下の4つが胴体とし、人の体を模していました。

みたらし団子画像引用:https://tenki.jp/suppl/m_nakamura/2015/11/02/7411.html

みたらし団子を作るのは氏子で、厄除け人形として神前に供えて祈祷していたといいますので、当時はとてもありがたい食べ物だったようですね。

また、古典和歌・伊勢物語の一節には

恋せじとみたらし川にせしみそぎ神はうけずも成りにけるかな

とあり、これは、

もう恋をしないと決心して神社近くの河で清めて行ったみそぎだが、神は私の願いを受け入れてはくださらなかった

という意味になります。

他にも

みたらし=女たらし

といった意味もかかっているのかもしれませんね。

 

ちなみに、以前は豆大福派だった坂本冬美さん。

「ブッダのように私は死んだ」リリース後は、何かとみたらし団子をチョイスしてしまうようになったそうですよ(笑)

SNSにも、この歌詞に引っ張られて、みたらし団子を思わず購入してしまった人が続出しています(笑)

「みたらし団子」は、やはりすごい力があるのかもしれませんね(笑)




坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」のSNSの評判は?

賛否両論がある坂本冬美さんの「ブッダのように私は死んだ」。

SNSの評判を調べてみました。

世界感が怖い?

「死」が全面に出ている「ブッダのように私は死んだ」。

SNSでは「怖い」といった声が出ています。

癖になって中毒性がある?

「怖い」という意見の一方で、「何度も繰り返し聞いている」といった声もありました。

中毒性がある曲なのかもしれませんね。

やっぱり桑田佳祐は天才?

「ブッダのように私は死んだ」を作詞作曲した、桑田佳祐さんに対しての声もありました。

やはり「桑田佳祐は天才」と感じている人が多いようです。




坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」まとめ

衝撃的な歌詞とMV描写が話題の「ブッダのように私は死んだ」。

評判は賛否両論で、怖いという意見の一方、クセになって何度もリピートしている人もいましたね。

「みたらし団子」の意味を、いつか本人の口から真相が明かされるのが楽しみです。

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