バイデン氏がアメリカの大統領選挙で大統領候補として注目を集めていますね。
バイデン氏の息子(長男)が46歳の若さで他界していることや、嫁と子供を事故で亡くしていることが話題になっています。
息子の死因は何なのか?どんな事故で嫁と子供を亡くしたのか調べてみました。
バイデン氏は嫁と子供を事故で亡くしていた!
バイデン氏は、過去に嫁と子供を交通事故で亡くしています。
1972年12月18日の出来事です。
嫁のネイリアと3人の子供がクリスマスの買い物をするために車で出掛けました。
その最中に、ネイリアが運転していた車が交差点でトレーラーに衝突される事故が起きました。
事故でネイリアと1歳の長女ナオミが亡くなり、当時3歳だった長男のボーと2歳だった次男のハンターは重傷を負い入院する大惨事に。
悲惨な出来事ですが、交通事故を起こしたトレーラーに過失はなかったと言われています。
事故が起きる前月、バイデン氏は史上5番目の若さとなる29歳で上院議員に初当選していました。
交通事故で嫁と娘を亡くし、入院している子供の看病と世話をするために上院議員を辞退することを考えました。
しかし、6ヶ月だけ試して欲しいと民主党の重鎮に説得されて考え直し、上院議員に就任。
息子たちが入院している病室で、就任の宣誓式を行いました。
上院議員に就任したバイデン氏は、その後も子供たちの世話を続けます。
連邦議会にあるワシントンD.C.には引っ越さず、デラウェア州ウィルミントンの自宅から電車で通勤していました。
自宅から首都ワシントンまでの距離は、なんと片道で約1時間半!
子供たちと生活するために、1日約3時間の時間を惜しまず電車通勤に費やしていました。
通勤の時間は議会での質問の準備に使いながら、政治家と子育てを両立していたそうです。
バイデン氏のその姿は、議会でも一目置かれるものになっていました。
嫁のネイリアの死後から、4年半が経った頃。
バイデン氏は今の妻ジル・ジェイコブスと再婚し、娘のアシュリーが生まれました。
今でも毎年12月18日になると仕事を休み、事故で亡くなった嫁のネイリアと娘ナオミを偲んでいるそうです。
上院議員に初当選して、人生これからという時に襲われたまさかの事故。
幼い子供2人を抱えながら議員を続けるバイデン氏の苦労は並大抵ではなかったと思います。
子供を大切にするバイデン氏の姿を見て育った息子たちにとって、父親は偉大で尊敬できる存在だったのでしょうね。
バイデン氏の息子(長男)の死因は何?
バイデン氏の息子であり長男のボー・バイデンは、2015年5月30日に46歳の若さで亡くなりました。
死因は、脳腫瘍(のうしゅよう)です。
最初の兆候は、息子のボー氏が死去する5年前の2010年に起きます。
突然、しびれと頭痛、麻痺の症状に襲われたボー氏は病院に運ばれました。
当時は軽い脳卒中と診断され、後遺症もありませんでした。
それから3年後の2013年。
ボー氏は休暇の最中にめまいなどの症状で倒れて入院。
脳腫瘍と診断されました。
腫瘍を摘出する手術をした後、放射線療法と化学療法でがんの治療を行って復帰を果たしました。
しかし、2年後の2015年に脳腫瘍が再発。
ふたたび入院することになり、がんの治療を受けながら闘病生活を送ります。
この時の治療費は、オバマ大統領が個人的に資金援助してくれたとバイデン氏は後に語っています。
入院してから数ヶ月後の2015年5月30日。
バイデン氏の長男ボー氏は、親族に見守られる中でこの世を去りました。
享年46歳。死因は脳腫瘍でした。
46歳といえば、まだまだ働き盛り。亡くなるには、あまりにも早すぎますよね。
当時、ボー氏には妻のハリーと11歳の娘ナタリー、9歳の息子ロバート・ハンターがいました。
まだ幼い子供たちを残して逝くのは、さぞ心残りだったでしょう。
バイデン氏は、長男のボー氏が死去した際に以下のように語っています。
“私の父はかつて、子育てが成功したことは子どもが自分を超えた時に分かると話していた。ボーはまさにその言葉通りの息子だった”
引用元:Wikipedia
息子が自分を越えたと思える存在にまで成長してくれたことは、父親としてとても誇らしいことだと思います。
バイデン氏と嫁のネイリアの間には、3人の子供がいましたが、そのうち2人が親より先に逝ってしまいました。
多くの人が、子供は親よりも長生きするものだと思っていますよね。
それなのに、二度も我が子を先に見送るなんて、親としてはやり切れないですね。
バイデン氏の息子・嫁の死因まとめ
バイデン氏の息子と嫁の死因は、長男のボー氏は脳腫瘍で病死。
嫁のネイリアは、車の衝突事故で1歳の長女ナオミと共に事故死しました。
こうして見るとバイデン氏の人生は波瀾万丈ですね。
家族の死を乗り越えながら、政治の世界に立ち続けるバイデン氏はとても強い精神力の持ち主だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。